magozironのブログ

徒然なるままに備忘録などなど

DiscreteGPUを搭載していないノートワークステーションの存在意義は殆どないと思ふ。

おばんです。

 

 独立したGPUを搭載していないワークステーションーHPさんからZBook Firefly 14 G11 ライトエレメント5Uモデル(UMA)を借りてみた。なぜかって?触ってみたかったから。前にもZ2 mini g4 でMXM GPUを搭載できないモデルは買ってはいけない旨を書いたが、その続報にあたりますわ。

 

<借用できたのは?>

このおかげで確認できました。HPさん、誠に感謝申し上げます。

 

<PC紹介>

借用できたのはこのモデルです。

https://h20547.www2.hp.com/is-bin/INTERSHOP.enfinity/WFS/Directplus-Customer-Site/ja_JP/-/JPY/DisplayProductInformationForBusiness-Frame?CategoryName=SERI:7486&ProductSKU=BASE:41420

このモデルです。

そうです、RTXA500を積んでないよとの注意書きがあります。

 

 <結果>

存在意義が全く分からない仕様のノートPCと思う。絶対買わない。だってワークステーションですよ。プロフェッショナルがこのモデル買うの????ワークステーションって、動画編集とか機械学習とか3Dモデリングとかしませんか????そんな人達がCPUのGPUのみで満足しますか???

ワークステーションの定義って一体????丈夫なだけ????オンサイト保証がついているだけ?と思うのは私だけ????

<外観です>

これはいいなぁと思う。T550とA500搭載の機種にはなかった。lcdを開いた時にヒンジ部が擦れないようにパットがついた。これはとっても良い。流石HPさん。



 

 

気になったのはpolystudioという表記。なんだろう??

 

<内臓GPU-spec>

レイトレが使えるのはいい所。

 

内臓GPUの仕様

<ベンチ結果>

では、内臓GPUベンチマークです。はい、8~9世代ノートワークステーションに搭載されたquadro P1000より遅いです。なんじゃこりゃ????存在価値ある???


 

<比較ベンチーノート用P1000>

mobile P1000 SPEC

 



Pascal世代のGPUより遅いよ。。。。。。。。。。。

 

<最後に>

この仕様を買うならもっと軽くておしゃれなpcを探した方がいいかも。

AI用NPUなんていらないから、GPU積んだモデルのみ販売して。当然、DELLさんもね。

少なくとも私には存在意義を見出せないです。。。。。。。。このPC.....

 

また、こんど!

DELL Precision 3490は重ねて(セットアップして)はいけない。

おばんです。

 

さてさて、珍現象。

このノートPCを複数台購入。まあ、最初は丁寧に1台1台セットアップしていたけど、面倒くさくなってくるのが人情。でもって、閉じた一台の上にもう一台をぴったり重ねたところ、14”LCDが認識しなくなる珍事発生。この時、真っ暗になるが、外付けモニターに接続すると認識。でもって、本体を少しずらすとLCDが表示される。面白い。壊れたかと思ったよ。

面白いようにぴったり重ねるとモニターを認識しなくなる珍事。後で、サポートに問い合わせしてみよう。

 

またこんど!

DELL Precision 3490搭載GPU A500 adaのベンチ結果ーAdaは良い。

おばんです。

 

さてさて、DELLさんの14”ワークステーションノートのほぼ最新のprecision 3490を入手できた. 早速GPUベンチを廻したので、記録として残そう。

詳しくは下記参照。

https://www.dell.com/ja-jp/shop/cty/pdp/spd/precision-14-3490-laptop

 

その前に

<私的DELLさんとHPさんのワークステーション14”ノートの違い>

●速度は

DELL>HP DELLさんの方が120WACアダプタなので速いね。HPさんは低電圧版のCPUを搭載しているので、AC含むトータル重量が軽いね。

●デザイン

HP>DELL 主観しかないけど、HPさんの方がデザインは好き。

●価格

ほぼ同じくらいかもね。しらんけど。

 

今回は小さくて速いGPU搭載機が欲しかったのでDELLさんを選択。

 

GPU速度>

CPUやいろいろ環境が異なるのは大目に見てね。ではみんな大好きGPU-Zから。

A500 ada spec

 

●Superposition

Medium Directx

Medium OpenGL

High OpenGL

 

High DirectX

 

●FF bench XV

FF XV bench結果

Cinebench  2024

Core ultra の性能はいかに?

Multi core

single core

<総評>

いいじゃん!!いいじゃん!Ada世代のGPUは!

2世代前の2000クラスと同性能かな?T2000よりちょっと早いかな?

とりあえずベンチのみなので、これから3Dモデルを廻して実速度を体感しよう。

 

<安いからってね>

RTXやquadroなどのDGPUを搭載していないノートのワークステーションって価値あるの?安くしたいからってCPU搭載のGPUのみのノートワークステーションって需要あるの?

 

では、またこんど!

NVIDIA TESLA P4を買ってみたーその2-75W GPU比較 Tesla P4 vs RTX A1000-tesla系はいいかも。

おばんです。

 

<今回>

Tesla P4をやっと動作確認ができました。素直にうれしい結果です。今回の内容は下の2点です。

●冷却FANの取付

Windows11での動作確認とベンチマーク結果ーたまたま、同じメモリ容量のRTX A1000もベンチが取れたので、掲載しますね。

 

<冷却FANの取付>

P4は本体にFANの設置が無いので自分で増設する必要があります。電源はSATA電源から分岐ケーブルを購入し、noctuaの60mmFANを設置。推論用等のブレードサーバーに設置されることを想定しているからFAN無しは仕方がないかな。で、3Dプリンタで製作したFAN固定具を設置した写真がこれ。

HP Z2 tower G4へTesla P4の実装写真

FANケースは3Dプリンターで製作。E-BAYなどでも売っているので、検討してね。stlデータ欲しい方はXへDM連絡くださいね。

 

<搭載PC>

搭載PCは、Hp  Z2 tower G4。2年くらい前にヤフオクで筐体だけ(MB+筐体+電源の構成だけ)を5000円くらいで購入し、その後、CPU、メモリ、SSDとP4を挿したわ。合計5万円くらいかも。MB上にSSDx2本+無線LANカードもさせて、SATAポートもあるから、HDDも搭載できるし。なんせ、丈夫だし。500W電源を搭載しているので、GPUを載せ替えればゲーミングPCになるのでお薦めだけど、わりと筐体が大きいのが気になる。。。

 

<windows11へ仮想ドライバーをインストール>

gridドライバー(529.19_grid_win10_win11_server2019_server2022_dch_64bit_international)を使用して動作。タスクマネージャ上ではNPUとして認識。これは初見ですわ。

タスクマネージャ

GPU-Z

なぜかGPU-Z表示でRay Tracingのチェックが入っている。



注意:なぜかwindows updateするとgrid ドライバーが外れるという現象有。再インストールで解消しましたけど、面倒ね。様子見ます。

 

ベンチマーク結果>

FF XV ベンチ結果

 

 

Unigine_Superposition-1.1結果

 

OPEN GL medium

 

OPEN GL HIGH

 

<vs RTX A1000>

たまたま、Ampear世代のRTX A1000 8GBのベンチが取れたので、掲載します。ハードウェア構成が全く異なるけど、8,9世代CPUとワークステーションの構成なので、遠いようで近いと思いたい。まあ、参考程度なのでいいでしょ。

OPEN GL HIGH RTX A1000

 

で、結果は、P4の方が速い。。。。。パスカル世代よ!1万円ちょっとで購入出来て、8年前に発売のGPUだよ!!現役で販売していて7万円以上するGPUより速いってすげーよ!tesla! P4! 

スペック表だけ比較してもわからない。GPU比較サイトとの結果とも真逆。。。tesla 侮るべし。。

 

<パッシブ系GPUの注意>

冷却しろ!。ベンチ廻している時にFANが止まると100度でサーマルスロットリングが発生するので、必須。

 

<最後に>

素人さんはお断りですが、ロープロ対応、安い、そこそこな速度、追加電源なし、いいGPUだわ。pascal世代だけど、3世代後のRTX A1000をしのぐ性能。ちょっと驚きました。流石、データセンター用だなぁ、いいなぁと。  Cuda Driverもまだ現役だし、機械学習の環境構築練習用にはもってこいなはず。

tesla P100とかV100とか使い方わかれば十分まだまだ現役だわ。

 

次はubuntuでのドライバーのインストールなどをしてみよう。できればfanケースも作り変えたいなぁ(これは多分やる。)。

NvidiaのSDKmanagerでJetsonへのjetpackのインストールがうまくいかない方々へ。

おばんでーす。

 

AI使いの皆さん、SDK manager(以下SDK)を使ってJetsonへJetpack(以下JP)をインストールうまく出来てますか?

わしは、わりと最近までいろいろ躓きました。とりあえず、この方法がトラブル少ないので、備忘録を残します。。。

 

注意0:抜けいている可能性があるので、随時修正します。何かありましたらXアカウントに連絡ください。

※注意1:Jetoson nanoはJP 4.*のSDカードイメージをDLしてSDにコピーしてくださいね。

 

※注意2:JP6系をインストールしたSSDをJP5.1.xにダウングレードする際は、gpartedなどでフォーマットしてくださいね。そのまま接続してもSDKmanagerからインストールできないです。bootloderか何かが変わっていると予想。

 

※注意3:リカバリモードのジャンパーピンは、途中で抜かなくてもインストール完了します。

 

<実施確認機種>

●Xavire NX開発者キット、Orin Nano開発者キット、OrinNX 16gb+SEEEED J401キャリアボード ※Xavire NX+J201キャリアボードも同様と推定。折を見て確認します。

 

<必須準備事項>

Ubuntu&SDKをインストールしている”ノートPC”←ワシ的にこれお薦め&キモです。あるいは、JetsonとSDKをインストールしてあるPCでそれぞれ独立したモニターを有する環境。
Jetpack5.*をインストールする場合、ubuntu20.04LTSが必須。20.04でJP6.xもインストール可能。しかし、ubuntu22.04LTSの場合、JP5.1.x がインストールできません。

※とりあえず、JP6.2がリリースされていますが、2025/1月現在、まだ様子を見てもいいかも。 JP5.1.5でもsupermodeが搭載されそうなので。

リカバリモード用のジャンパーピン&MicroB、あるいはtype-C-A USBケーブル。

●外部モニター、キーボード、マウス、外付けモニター

●有線で接続できるネット環境

●起動スイッチ、無い場合はacを刺した時点で起動できるようにジャンパーピン。

 

インストール手順

1)接続

Jetsonはモニター、キーボード、マウス、有線lanとリカバリモード起動のジャンパーピンを設置、その状態でPCとJetsonとUSBケーブルをSDKを起動しているPCに接続。その後、Jetosonを起動。

2)SDK managerを起動

 

3)接続しているjetsonがSDKで認識しているか確認、インストール先をNVME(SSD)などに設定してください。

 

4)インストールするJPのバージョンを指定。ユーザー名とパスワードを指定した方がよい。

 

5)JPがubuntuーPCにDLされていない場合、プログレスバーが約40%程度でJetsonへのインストールが開始し始める。

 

6)JetsonへのOSコピーが終わると、Jetsonの再起動がはじまる。ここでJetsonのモニターに起動画面が表示される。この時、SDKmanagerはtoolki類のコピーの為に、USBかEthe化を選択できる画面が表示される。ここでjetsonの設定に移る。

なお、これ以降はtool類をjetsonにコピーするための動作のため、自力でインストールも可能。

 

7)jetsonのデスクトップ画面が出てきたら、SETUPを始める。ユーザーとパスワードは4)で指定したものでログインしてください。

 

8)jetosonの設定が終了したら、ターミナルからifconfgでイーサネットIPアドレスを確認、メモる。

 

9)SDKmanagerのダイアログ画面から、Ethを選択し先ほどのIPアドレスを入力、OKボタンをおすと、ツール類のコピーが始まります。しばらくしてプログレスバーが100%になると終わりです。

 

10)念のため、jetsonの再起動をしてください。

 

多分これで、いいはず!

 

お恥ずかしい話、jetsonにモニターを接続していなかったため、勝手に起動しセットアップすれば勝手にコピーされるなんて知らなかったの。はい。

 

またこんど!

 

Jetson Xavier NX開発者キットにRTCバッテリを追加してみた。

おばんでーす。

 

<初めに>

NvidiaのJetson開発者キットで面倒な点の一つは、RTCバッテリが標準で実装されていないことと思いますわ。netに説接続できない環境であれば同期できますが、そうでない場合もあるはず。で、時間ってファイルの保存などで割と必要になるはず。

なので、RTCバッテリケースが実装されていない開発者キットで、自分で増設してみた。

※注意:自己責任で実施ください。

 

RTCバッテリを追加時は、RTCバッテリのソフトウェアスイッチを変更することって書いてあるけど、そのまま動作しましたわ。

 

<参考記事>

How to Use RTC on JetPack 5.0.2?

Jetson Japan User Group | Jetson Nano A02/B01 で、RTC を動かしています

※他にもあるので、ググってくださいね。

 

<方法>

NvidiaのDeveloperサイトからDLした電気図面に電池はCR1225推奨と記載。

ケースは下記から購入。金属板を曲げただけのものもありますが、海外のサイトでしか買えなかったのでいったん、あきらめる。

〇秋月電商さん

ボタン電池基板取付用ホルダー CR1220用 CH291−1220LF: パーツ一般 秋月電子通商-電子部品・ネット通販

※アマゾン、アリエクなどでも購入可能

※Orin NANO 開発者キット(superも同じはず)はコネクタがあるためPC用2芯のRTC電池でOK。(ごめんなさい。コネクタないので増設してました。)

P3768_A04_OrCAD_schematics(base_version).pdfに記載。

 

<こんな感じ>

でもって、下記が実装結果。

設置写真-1

接続写真2

無事に動作しているので、よかったよかった!!!

 

 

では、またこんど!

DellさんのモバイルモニターDell P1424Hのレビューーその②接続の儀

おばんでーす。

 

Dell P1424Hのレビューの2回目です。

 

本来の目的のPCとの接続について調査します。DELLさんの法人営業担当の方も知らなかった、Thunderbolt(以下TB)ポートの無いPCと接続してみて、普通の据え置きモニターのように使用できるか否かを確認します。

 

<結果>

 あくまでもTB接続のみのモニターということが改めて確認できました。DELLさんの法人営業担当のお言葉通り、(疑ってごめんなさい。)

 「付属しているケーブル以外の接続は動作補償対象外です。」は概ね本当でした。

正確に言うと、TypeC(TBケーブル)のみ対応ですが。

 

変換ケーブル系接続は全滅でしたわ。詳細を列挙します。

1)HP Zbook studio G3 ⇔ P1424HとTB接続 ➡◎(とてもきれいな表示)

2)HP Zbook studio G3 ⇔ P1424HとHDMI-C変換ケーブル ➡✖(真っ暗、表示されず。)

3)HP Z2 mini g4 ⇔ 1424HとHDMI-C変換ケーブル ➡✖(真っ暗、表示されず。)

4)Nvidia Jetson Xavier NX 開発者キット ⇔ HDMI-C変換ケーブル➡✖(真っ暗、表示されず。)

5)Nvidia Jetson Xavier NX 開発者キット ⇔ DP-C変換ケーブル➡✖(真っ暗、表示されず。)

※ORIN NX開発者キットも手元にありますが、Xavier NXで表示できなかったので、試さず。。。

TB接続の場合は、すんなり表示されます。モバイル用途限定で使い手を選ぶモニターですね。

 

<画質>

シャープで綺麗なので、使用目的にかなわなかったのがすごく残念ですわ。

 

<高評価な点>

〇角度調整が可能なのはすごく良い。ベゼルも狭いのもとっても良い。

〇軽いのはめっちゃ良い。

〇デザインもよし。

 

<要望>

〇ハイエンドモニターというくくりであれば、miniDP接続も欲しいなぁ。

NvidiaのJetsonの開発者キット系列で使えるモバイルモニタ作って。。。。。。。。

〇この画質と機構+mini-DP付きで、16"を希望。14インチは老眼さんにはきつい。

〇お願い16インチのモバイルモニターを販売して。(くどい)

 

<最後に>

DELL様には今回の機会を頂き、誠に感謝申し上げます。

とりあえず、当初の目的は達成したので良しとしよう。DELLさんに感謝感謝。

 

(※3年半前に大学生の息子用ノートPCにLatitudeを買いましたので、アンチDELLさんではないことを申し上げておきますね。)

 

では、またこんど。

さて次のネタは何にしよう。